「ケイコとマナブ」 制作&編集秘話

2004年ケイコとマナブ東海版8月号「おもてなし料理レッスン」の特集記事の冒頭2ページでレッスンの紹介。
中のイメージ写真のスタイリングも担当させていただきました。これはそのときのレポです。

ピクニックランチロケのワンシーン。
(といっても作業テーブルなんですけど(笑))

※この特別レッスン風景の様子は→コチラ


始まりは・・・

「山田さん、お料理の特別レッスンを「ケイコとマナブ」のために作ってもらえませんか?」
というお電話をいただいたのは4月の初めでした。

以前「ケイコとマナブ」さんには「BLISS」さんとのコラボレッスンで取り上げてもらったことがあり、そのときの編集兼ライターさんである梅田さんが私のことを覚えてくださっていてわざわざお話しいただいたのでした。

アシスタントの時や他の方の取材のおまけとか、フリーペーパーで「ウサギ」になって媒体のお仕事はさせていただいていたのですが、初めて自分の名前での取材ということで、二つ返事でOKしたものの、結構そこからが長い道のり。

さらに別のページのイメージ写真のスタイリングもお受けすることになり、私にとってはとっても大きな仕事になってしまいました。


他のページのスタイリングについて

 30ページのサンドイッチの写真、結構簡単そうなんですが、実はこのために卵を1パックゆで、一番黄身がとろっとしているところを取り出しています。撮影が終わった頃は黄身の残骸が・・・。
 グラスはどうしても細長くて華奢なモノ・・・ということで藤野真紀子先生のスタジオで愛用されていたモノがそうだったことを思い出し、同じグラスを名古屋市内中探して見つけたモノです。


 32、33ページのパーティーシーンはすごかった!!まず小物集めがたくさんいることいること。とにかく制作スタッフ全員でありったけのモノを集めました。
 ちなみにお料理は手前のパスタと真ん中のシーフードサラダは私のオリジナルレシピ。終わってからの試食タイムで大変好評だったので、これにデザートつけてブランチレッスンでも企画しようかなと思っているのですが、どうでしょう。
 モデルのめりちゃん、のりちゃん、えみちゃんはとってもかわいらしい子たち。撮影の時もプロ顔負けの演技で撮影も順調。ちなみにこの顔写真は食べているところをカメラマンの榊原さんが撮りまくっていたのがあまりにもいい笑顔ばかりだったので急遽取り入れたとのこと。・・・榊原さんはとてもきれいな写真を撮られる方で、私の顔写真も過去撮られた写真で1,2を争うきれいな出来でした。


そして自分のピクニックランチのロケ・・・

 そして、いよいよピクニックランチのロケ・・・というのにアクシデント。予定日が大雨で延期になってしまい、日程調整したところ結局別のイベントの日とブッキングしてしまうことになり、両方の準備で知力・体力の限界に挑戦するというおまけがついてきました(ウルトラクイズじゃないんですけどね・・・)

 撮影は順調だったのですが、なぜか風が強く、ああクロスがぁ、紙ナプキンがぁ、ぴゅ〜と飛んでいっちゃったりして、ままアクシデントもありましたが無事終了。

 野外ロケってとても気持ちいいのですが、お天気に左右されるというのが何とも痛いな・・・と思わされました。
 


終わってみて・・・

 初めは軽く受けたものの、だんだんと事の大変さに気づき、パニックにもなりかけたのですが、編集の梅田さん、カメラマンの榊原さん、デザイナーの江利山さんにもずいぶんとご協力いただき、できあがってみると想像以上のできあがりに、やっぱりモノづくりは1人では出来ない、いろんな人の努力と協力でできあがっていることを思い知らされました。
 自分にとって思い出深い記事になって、ほんとうにやってよかったと思いました。
 これからもこんな感じでもっともっといい仕事をしていきたいなと思いつつ。