2005年6月21日(火)東海テレビ「ぴーかんテレビ」に
「代用品で本格的!超簡略デザート」
というテーマで砂糖とバターを使わずに気軽に作れる簡単レシピを紹介させていただきました。
「ぴーかんテレビ」のHPにレシピがUPされますのでぜひそちらもご覧ください!!
バックナンバーから2006年6月21日のところを開くと出てきます。
せっかくなんで、いろいろとうらばなをつれつれと・・・
(これは撮影中の一コマ)
とあるのどかな平日の午後。打ち合わせ中に入ったこんな連絡から事のはじまり。 「6月の「ぴーかんテレビ」でお菓子の企画をしているのですが。つきましては一度お会いしてお話したいのですが・・・。」 はあ、「ぴーかんテレビ」。ん、・・・テレビ!? 以前にアシスタント裏方とか、他の方の出演のサクラ等々、あとはお菓子だけとかの出演はしたことがありますが、えーっと私ですよね・・・?私の顔も出ちゃうのですよね?と、びっくり。 ・・・とにかくお会いしてみないとわからないので、とりあえず資料を引っさげディレクターの方にお会いし、簡単なプレゼンをしつついろいろとお話をさせていただきました。 といってもここで決まるわけではなく、あくまでもまだ企画の段階なので決まるかどうかわからない、ということで後日返事を頂くことに。 編成会議には何個か企画を出してそこからふるい落とされるので、まずはそこを通過しないと・・・ですね。 ********** それから月日がたち・・・ 「ウィィーン」と我が家のFAXが何かを受信。 企画書と依頼書でした。 「あー、企画が通ったんだ〜♪」 と喜ぶのもつかの間。そのあとかかってきた1本の電話がのちに私をブルーにさせるのでした。 ********** 「山田先生、よろしくお願いします」とディレクターMさんからお電話。 「はい、がんばりますので・・・」とのんきに答えている私。 で、ここからです。(以下Mさん:M、私:私) M:「でですねぇ、今回はお砂糖とバターを使わないレシピを考えていただきたいのですよ。できますかね〜?」 私:「あ、大丈夫です♪蜂蜜やメープルシロップとかありますし。」 M:「いや〜、実はですね、それも使わないでやってほしいのです・・・あくまでも代用品を使ってもらいたいのですよ」 私:「・・・。」 M:「大丈夫ですかね?」 私:「は、はい!大丈夫です♪」 ********** と、平然と答えたものの、心の中は相当ブルー。 ていうか、砂糖がないと作れるお菓子は制約がかかるし、(砂糖の力があるからこそ出来上がるお菓子があるので) 第一あなた自分のスタジオの名前・・・ 「シュークル=砂糖」 じゃないの。それはいいのか?と。 (でもこれは後日友人に指摘されて気づいたのですが(笑)) えーん、どうしよぉぉぉ。 ・・・でもやるしかない。 だって最初にMさんにお会いしたときに、 「テレビのお仕事には携わったことがあるので、それなりのコンテンツを作る自信はあります」 と言い切ってしまっていたのですね。本当に「おばか」さんという言葉がぴったりって感じです(苦笑) 今さら後にはひけないよね・・・と自分で自分を納得させ、ブレスト・試作に入ることになりました。いつもやっちゃうこの「断定的発言」。もうちょっと考えてから言い切ろうね、って今回ほどふかーく反省したことはなかったです。 |
翌日ブレストをもとに視察と買出しをかねて何件かスーパーめぐり。 いろいろと材料を見ながら、買えるものをチェックし、材料を購入。 すでにブレストの段階では砂糖がないと非常に厳しいスポンジ系のものは外すことにしました。改めて砂糖の偉大さを実感。 いくら「クオカ」のようなネット通販が発達しいろんな製菓材料が手に入るようになったとはいえ、利用しているのは日常的に作る方ばかり。初めて作るのだったらやはりスーパーで買えるもので作りたいですよね。 うーん、だいぶ流通が発達してもやはりスーパーで買えるものってやはり限りが・・・。いささか凹み気味になりつつも、とりあえず買い込んで試作へと。 この時点でブレストにあがって試作に入ったのは6つ。 なかなかいい滑り出しに満足をし、早速Mさんにこんな感じでいかがですか〜とメールを。 ここで出てきていた「イチゴのレアチーズケーキ」、「コーヒー水ようかん」は好反応。「ブルーベリーパイ」もパイってこんな簡単に出来るのですね〜とMさんびっくり。 が、ここですんなり決まるわけがなく新たな課題を頂き、さらにとある道具を巡りバトルが繰り広げられることになるのです・・・。 |
さらに打ち合わせは続き、ディレクターさんからの要望が。 |
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